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student128_128任意自動車保険は複数ありますが、そのほとんどがマイカーを持っている方が対象の保険となります。しかし、例えば、よくレンタカーを使用する方、友達の自動車をよく借りる方が事故を起こしてしまった場合、任意保険には入っていませんので、多額の賠償金を課せられる可能性は0ではありません。そのようなときに役に立つのが「ドライバー保険」です。

ドライバー保険

ドライバー保険は正式には「自動車運転者損害賠償責任保険」と言います。

これは、自分のマイカーは持っていないけれど、レンタカーをはじめとして他人の自動車を運転する機会が多いという方の保険になります。

意外と友人の自動車を運転する機会というのは多くあります。友人と一緒にドライブに行った帰りに、友人の代わりに運転をするなどです。しかし、マイカーを持っていない方は任意自動車保険に加入していないケースが多くあります。

そのため、事故を起こした場合は友人の任意自動車保険での賠償となりますが、友人は自分で事故を起こしていないのに、等級がダウンしますので翌年から保険料が増額されてしまいます。金の切れ目は縁の切れ目とは言いませんが、友人との関係に何らかの溝が生じる可能性というのも否定することはできません。

また、友人の任意自動車には特約がついていて、運転する方を家族のみに限定している場合、もしくは本人限定にしている場合は、保険の対象外になるというケースです。このような場合は最悪です。

そのような事態に対処するために生まれたのが、このドライバー保険です。

ただ、ドライバー保険は友人やレンタカーを運転しているときに適用されるのですが、親族の自動車を運転し事故に遭った場合は保険の適用範囲外になりますので、補償を受けることができません。

保険の内容

ドライバー保険に関しては下記の補償があります。

  • 対人賠償保険
  • 対物賠償保険
  • 人身傷害補償保険
  • 搭乗者傷害保険

このような一般的に必要であると言われる保険が組み込まれていますが、車両保険はありません。車両保険は自身のマイカーへ生じた損害を補償する保険ですから、組み込まれていません。

ドライバー保険が適用される条件

ドライバー保険が適用される、借りた自動車とはどのようなものか詳しく紹介をしていきます。

  • ドライバー保険の保険者が、承諾を得て借りた自動車
  • 用途・車種が自家用8車種
  • 二輪自動車・原付自転車・自転車
  • ドライバー保険の保険者の親族が所有する自動車以外
  • ドライバー保険の保険者が役員となっている法人の所有する自動車以外

このようになっています。つまり、完全に他人の自動車や二輪車、原付自転車でなければ、ドライバー保険が適用されません。

自転車の事故の際に役に立つ

保険会社によっては自転車で起こした事故によって相手に怪我をさせてしまった場合、ドライバー保険から補償をするという保険会社もあります。

自転車に関しては自賠責保険がありませんので、自転車で相手に怪我をさせてしまった場合、高額な自己負担をしいられることがありますので、ドライバー保険から補償するというのはメリットです。

示談交渉も保険会社が代わりにおこなってくれますので、自転車によく乗る方は加入して損はありません。

まとめ

他人の自動車、二輪車、原付自転車を運転して事故に遭った場合、ドライバー保険に入っていなければ、自動車を貸した他人が自身の保険にて損害を賠償します。その結果、等級がダウンするので翌年からの保険料の増額に繋がります。

また、本人限定、家族限定の特約を付けていると無保険車と同じ扱いであり、自身で賠償する必要が出てきます。

ドライバー保険に加入していることで、これら事故の際に非常に効果を発揮します。また保険会社の中には、自転車での事故により相手へ怪我を負わせた際の補償としてドライバー保険を利用するといケースもあります。

マイカーは持っていないけれど、レンタカーをよく運転する、友人の自動車をよく運転する方は、ドライバー保険への加入をおすすめします。

 

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