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graphline128_128ノンフリート等級は、自動車保険の契約者間での保険料負担の不公平をなくすのが目的で導入されたものです。つまり、自動車保険を利用すると等級が下がり、保険料を多く払う必要が出てきます。また、一度自動車保険を利用すると事故有係数が適用されます。今回はこの事故有係数の適用期間について紹介をします。

事故有係数とは?

ノンフリート等級、つまり等級は通常6等級からスタートします。1年間無事故であり自動車保険を使用しなかった場合、翌年には1等級アップして7等級になります。

しかし、例えば13等級になった後に、人身事故などを起して対人賠償保険などを利用しますと、3等級ダウン事故となり、等級が3等級ダウンして10等級になります。

さらに、事故有係数というものが適用されて、事故有係数の10等級となります。その結果、無事故で10等級になった人と比べると、事故有係数では保険料の割引率が低くなります。この差は10%~20%程度です。

その結果として、保険料の不公平がなくなります。

事故有係数適用期間

事故有係数が適用されている間は、その分、保険料の割引率というのが低くなりますが、一度の事故で一生事故有係数での計算になるわけではありません。

それに、1等級ダウン事故のような偶然によって起きた事故でも、保険を利用してしまえば事故有係数での計算になりますので、これでは逆に不公平になります。

そこで、事故有係数適用期間は決まっています。

  • 3等級ダウン事故:3年
  • 1等級ダウン事故:1年
  • 2年連続で3等級ダウン事故:6年

このようになります。

 

3等級ダウン事故の場合

3等級ダウン事故の場合、3年間の事故有係数適用期間が課せられます。

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出典:そんぽ24

つまり、12等級にダウンするのですが、元の15等級に戻るまでは事故有係数での計算になり、元の事故を起す前の割引率に戻るには4年間の期間が必要になります。

flow_seido_4_1出典:そんぽ24

このようにすれば、3等級ダウン事故を起して等級が下がった方と無事故で等級が上がってきた方との間で、不公平は起きません。

1等級ダウン事故の場合

1等級ダウン事故の場合でも、同じで15等級なら14等級にダウンします。そして14等級である1年間のうち無事故であれば、もとの15等級に戻り、事故有係数適用が解除されます。

つまり、事故有係数適用は1年間で、元の無事故係数と等級に戻るまでに事故を起した年から2年間の期間を要します。

1等級ダウン事故は、車両保険を利用して車を修理したら適用されます。そのため、車が盗難されたなどのどうしようもない時を除いて、翌年の保険料と等級を考えて、自腹を切った方が安く済む場合、車両保険の適用を見送った方がいい場合もあります。

免責金額を設定している場合は熟考した方がよくなります。

3等級ダウン事故を2年連続で起こした場合

15等級の場合は、1回の事故で12等級に、翌年の事故で9等級になります。

事故有係数適用期間中に事故を起してしまえば、事故有係数適用期間は長くなります。長くなりますが、さらに割引率が低くなるというわけではないので、その辺りは安心していいと思います。

元の等級と無事故係数に戻るのは事故を起した年から7年の歳月が必要になります。

もし、1年のうちに3等級ダウン事故を2回起してしまうと翌年の保険の更新は難しくなりますので、注意が必要です。特にネットを利用した通販系は解約になるというのが一般的です。

事故を起さないようにしましょう。

まとめ

事故有係数適用期間は、最長で6年間です。それ以上は、保険自体解約になるケースがほとんどですので、一般的に最長6年です。

3等級ダウン事故の場合は、相手に怪我をさせた器物を破損した場合、保険を使用して補償しなければなりませんが、1等級ダウン事故の場合、翌年の保険料と自身が切る自腹の費用を比較して判断をする必要があります。

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