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point4128_128自動車保険の等級とは、ノンフリート等級別料率制度のことですが、これは保険料を支払う契約者間の支払いの不公平を取り除くために導入されているものです。等級が上がれば保険料が安くなり下がれば高くなりますが、事故を起した場合にも事故有係数というペナルティが加算されます。今回は事故有係数と無事故係数について紹介をします。

事故を起すと保険料が高くなる

自動車保険の等級は、その数が大きくなるほど保険料の割引率が高くなります。数が小さくなるほど保険料の割増率が上がります。

等級は自動車保険を利用しなければ、翌年の保険料更新時に1等級アップします。初めて自動車保険の契約を結ぶ場合、6等級からスタートするので、翌年には7等級になり、自動車保険料の割引率は上がります。

しかし、事故を起して自動車保険を利用して補償をしますと、事故の程度にもよりますが等級は下がります。そして、翌年から保険料の割引率は下がりますので保険料が高くなります。

これが、等級の基本的な考え方なのですが、例えば7等級の人が1等級ダウン事故を起して等級が下がった場合、6等級に等級はダウンします。ここで、もともと6等級の方と1等級ダウンして6等級になった方が、同じ保険料というのは不公平であり事故を起した方には事故有係数というペナルティがつきます。

事故有係数と無事故係数

事故を起した方は、等級が下がるのみならず、一定期間、事故有係数という割引率が適応されます。

事故を起していない方は、無事故係数という割引率が適応をされます。同じ等級であっても割引率は事故有係数と無事故係数では、10~20%ほど差が生じます。

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出典:そんぽ24

つまり、同じ等級であっても事故有係数の方が割引率の低い保険料になります。しかも、事故有係数がなくなるには数年の期間が必要になります。そのため、等級が上がっても事故有係数の適応期間中なら、無事故係数時のような大きな割引率というのは期待することができません。

ちなみに、等級が5等級以下になりますと、事故有係数も無事故係数の区別はなくなり、保険料の割引はなくなり、割高になります。さらに等級が下がり2等級以下になると保険の加入を拒否される可能性が出てきます。

事故有係数の期間は?

事故有係数の適用期間は最長で6年間です。基本的には1年~3年です。

1等級ダウン事故を起したら、1年の事故有係数期間を過ごし、翌々年に元の無事故係数へ戻ります。そして、3等級ダウン事故を起した場合、3年間の事故有係数期間を過ごし、4年目で元の無事故係数に戻ります。

しかし、3等級ダウン事故を2年立て続けに起こした場合、6年間は事故有係数期間があり、7年目に元の無事故係数に戻ります。

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出典:そんぽ24

また、1年の間に2回連続で大きな事故を起した場合、翌年の契約更新が難しくなる可能性があります。ネット通販系の保険会社の場合、1年で2回大きな事故を起すと契約更新がないというのが一般的です。

まとめ

事故を起して等級がダウンすると、同じ等級であっても事故有係数という割引方法が適応されます。

事故有係数は無事故係数と比較をすると10%~20%も保険料の割引率が異なってきますが、一般的に、3等級ダウン事故を起したら、3年間は事故有係数適用期間として、4年後に元の保険料に戻ります。また、事故有係数の期間は最長で6年間です。

頻繁に事故を起す場合、保険会社は契約の更新を拒否するのが一般的です。

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