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hospital128_128自動車保険は、自賠責保険と任意保険の2つに加入することで、ようやく安心して車を乗れるのですが、中には自賠責保険のみしか加入していない意識の低いドライバーがいることも事実です。そのようなドライバーが乗る車との事故の際に役に立つのが無保険車傷害保険です。今回は、無保険者障害保険を紹介します。

無保険車傷害保険とは

無保険車傷害保険は、事故を起こした相手側が自動車保険に加入していない、加入していても自賠責保険のみなどの場合、十分な補償を受けることができません。そのようなときに、加入していると助かる保険になるのです。

自賠責保険に加入することで、事故に遭い、その結果として後遺障害になってしまった場合、最高で4,000万円の補償が受けられます。また、怪我をした場合は最高で120万円の補償を受けることが出来ます。

そして、任意自動車保険は自賠責保険で賄うことのできない補償、つまり、怪我なら120万円を超えた分を補償してもらえるのです。通常は自賠責保険だけでは補償を賄うことができないので、任意自動車保険へ加入をします。それでようやく安心して運転をすることが出来ます。

しかし、中には任意自動車保険へ加入していない人が存在します。理由は様々ですが12.7%(2014年の統計)の人が任意自動車保険への加入を行なっていません。単純計算で、10回事故にあったら、そのうち、1回~2回は無保険車になるようです。

この12.7%の人と事故に遭ってしまった場合、自分はしっかりと自動車保険に加入しているのに、相手が加入していないという理由で満足な補償を受けることが出来ないのです。

そのような不満から、この無保険車傷害保険が開発されました。

無保険車傷害保険の注意点

この無保険車傷害保険は、後遺障害や死亡したのみだけ補償されるのです。

そのため、怪我をした場合は相手の自賠責保険から、最高で120万円の補償しかないのです。しかも、入院をして仕事ができないことで起きる損害に支払われる、休業補償などの補償もありません。

つまり、無保険車傷害保険のみでは実は不十分であり、人身傷害保険と搭乗者傷害保険のような保険にも加入をしておかないと、十分な補償というのが受けることが出来ないのです。

無保険車傷害保険が使えるケース

無保険車とは下記のものです。

  • 任意の対人賠償保険に加入していない(相手の車が)
  • ひき逃げ・当て逃げをされた場合
  • 対人賠償保険には加入しているものの、自動車保険から保険金が支払われない
  • 対人賠償保険には加入しているが、賠償額に保険額が満たない

これらの場合、相手を無保険車として、無保険者傷害保険を利用することが出来るのです。

対人賠償保険には加入しているものの、自動車保険から保険金が支払われない

これですが、少し説明をします。

任意自動車保険の年齢条件にあっていない場合、任意自動車保険の対象にならないのです。

例えば、30歳以上補償であれば、30未満のドライバーが運転をしていて、事故に遭った場合、任意自動車保険の対象にならないのです。つまり、対人賠償保険に加入していても、補償の対象になりませんので、無保険車と同じになってしまうわけです。

また、家族限定の保険で、家族以外の者が運転をしていて、事故に遭った場合も任意自動車保険の対象にならないのです。つまり、無保険車と同じです。

ひき逃げ・当て逃げの場合

もし、ひき逃げ・当て逃げにあった場合、その上で犯人を特定することが出来ないと、自動車損害賠償法に基づいて、国土交通省が損害を補償してくれます。

これを政府保証事業制度というのですが、この政府保証事業制度での補償の不足分を無保険車傷害保険で賄うという考えになります。

補償の範囲は、怪我の場合は120万円、後遺障害の場合は3,000万円となります。

まとめ

無保険車傷害保険は、任意自動車保険に加入していない車との車両との事故に遭い、後遺障害、もしくは死亡した場合に補償があります。

怪我をした場合は、自賠責保険の中での補償になってしまうので、人身傷害保険や搭乗者傷害保険にあわせて加入することで、万全の対策をとることが出来るでしょう。

現実問題として、対人賠償保険を無制限にしていないと賠償額を賄うことが出来ないということもあります。その際にも無保険車傷害保険は使えますので、加入して頼りになる保険であるのは間違いありません。

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