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creditscoreup128_128自動車保険を利用する際に「等級」という単語を耳にしたことはありませんか。等級が下がった、等級が上がったなど、この等級によって保険料の何が変わるのか、そして、等級は誰が決めているのか、等級の概要について紹介をします。

等級

任意自動車保険の場合、ノンフリート等級別料制度という制度にて、保険料の割増引率を定めています。

また、等級は保険会社によって異なりますが、1等級~20等級まであり、等級の数字が大きいほど割引率が高くなり、小さいと割増率が高くなります。

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出典:そんぽ24

つまり、単純に無事故で20等級となると、図のように割引率が一番大きくなります。逆に等級が低く成れば割増が必要になるどころか、保険の契約自体が難しくなります。

ノンフリート等級別料率制度?

等級にかかわる契約は、ノンフリートとフリート契約という2種類の契約があります。

まず、フリート契約ですが、これは自動車を10台以上所有していて、使用している場合はこちらのフリート契約を、一方、9台以下の場合はノンフリート契約を保険会社と結びます。

そして、ノンフリート等級別料率制度とは、ノンフリート契約を結んでいる契約者たちの間の保険料負担の公正性を確保するための制度になります。

例えば、暴走族のように危険運転をするノンフリート契約者と安全運転をするノンフリート契約者の保険料が同じというのは、不公平です。危険運転をすれば、その分事故を起こす確率が高くなりますし、保険料を保険会社から受け取る確率というのは、安全運転をしている人よりも圧倒的に高くなります。

それなのに、支払っている保険料が安全運転をしている人と同じというのは、保険会社からしても、また保険料を納めている他の契約者からしても不公平と言わざるをえません。そのために、ノンフリート等級別料率制度が採用され、保険の利用に応じて等級が変わり、同じ保険内容でも、支払う料金が異なるようになっているのです。

等級はどのようにして決定されるのでしょうか

等級というのは、前述のように保険を使用したかどうかで変わりますが、初めて自動車保険に契約する場合は6等級からスタートになります。2台目以降の自動車保険の場合7等級からスタートです。

そして、契約から丸1年、自動車保険を使用しなかった場合、翌年度の契約等級は1等級上がります。6等級なら7等級になり、等級が上がれば、その分、保険料の割引率も上がります。

しかし、自動車事故を起してしまい、自動車保険を利用して損害を補償した場合、翌年の等級はダウンします。事故の内容により1等級ダウンもしくは、3等級ダウンとなります。

そのうえ、事故有係数というものが適用されます。例えば3等級ダウンして、6等級に戻ったとしても、事故有係数がある場合、事故有係数用の割引率となりますので、同じ6等級であっても無事故の人と比較をすると保険料の割引率は低くなります。

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出典:そんぽ24

 

つまり、事故を起すと等級がダウンするのみならず、保険料の割引率も低くなります。これにより、保険契約者間の公平性というのは最大限保たれるといえます。

まとめ

等級とは、ノンフリート等級別料率制度のことです。個人で9台以上の車を所持し使用するケースはまずありませんので、一般人はノンフリート等級別料率制度により保険料が決められます。

等級は1等級~20等級(保険会社によっては22等級)まであり、等級の数字が大きいほど、割引率が高くなり、数字が小さくなるほど割増率が高くなります。

また、事故を起した場合、同じ等級だとしても事故有係数により割引率が算定されますので、割引率が低くなります。

このノンフリート等級別料率制度は、契約者の保険料負担の公平性を守るために存在するのです。

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