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family3128_128任意自動車保険には、搭乗者傷害保険というものがあります。この搭乗者傷害保険とはどのようなものかを今回は紹介します。

搭乗者傷害保険とは?

これは、車に乗っている人が交通事故に遭いケガをしてしまった際、その損害を補償する保険になります。

車に乗っている人とは、運転手と同乗者のことです。

ただ、この搭乗者傷害保険は、人身傷害補償保険に加入をしている場合は外すことが出来たり、非加入としている保険会社もあります。

加入のメリットは?

搭乗者傷害保険の加入のメリットは、すべての搭乗者が補償を受けることのできる保険なのです。

任意保険の対人賠償保険も対物賠償保険も、補償の対象は他人の身体と持ち物に限定されていますので、自身が怪我をしても補償はされないのです。

しかし、搭乗者傷害保険は、他人、契約者本人、契約者の家族、ドライバーまで補償をしてくれるのです。

損害賠償保険と自賠責保険に影響がない

車同士の事故で怪我を負った場合、相手側から自賠責保険と損害賠償保険が支払われます。

その上で、搭乗者傷害保険からも補償が支払われるのです。

単独事故でも補償の対象

搭乗者傷害保険は、100%の過失割合が契約者にある事故、単独事故であっても補償の対象になります。

等級に影響がない

搭乗者傷害保険を使ったとしても、等級に影響がありません。

搭乗者傷害保険が支払われないケース

搭乗者傷害保険は、非常に加入者にメリットのある保険であり、多くの場合、補償金が支払われるのですが、補償金が支払われないケースというのも当然あります。

  • 定員オーバー
  • 荷台に搭乗している
  • 車両から降車後の怪我
  • 酒気帯び運転での怪我
  • 無免許運転での怪我
  • 故意に起こした事故での怪我
  • 重大な過失の場合

このような場合は、搭乗者傷害保険が支払われることはありません。

また、保険会社によって判断が異なるケースというのも存在しています。

しかしながら、正しく車に乗っていて、遭ってしまった事故に対しては支払われますので、そこまで深刻に悩む必要はないと思われます。

保険料金について

搭乗者傷害保険の保険料金は、一律の補償があるわけではありません。

治療期間が4日以内であれば「治療給付金」として、1回の治療ごとに1万円が支払われます。

そして、治療が5日以上ですと「入通院給付金」の名目で、怪我をした部位やその症状によって支払われる金額が異なります。

そのため、人身傷害補償保険のように治療費が全額補償されるわけではないのです。

人身傷害補償保険との組み合わせ

搭乗者傷害保険と人身傷害補償との違いですが、人身傷害補償保険は治療にかかった費用が全額支払わるのに対して、搭乗者傷害保険は怪我をした部位や症状によって、支払われる金額が異なる点です。

そのため、搭乗者傷害保険のみの場合は、治療費が足りないときがありますが、部位によって、搭乗者傷害保険は治療費以上の補償を受けることもできるのです。

つまり、搭乗者傷害保険と人身傷害補償保険は同じタイプの保険なのですが、計算方法が異なりますので、補償の範囲が異なってくるのです。

本来は、2つとも加入しておくことが理想的なのですが、現在は人身傷害補償保険のみに加入して、搭乗者傷害保険をカバーするのが一般的になっています。

まとめ

搭乗者傷害保険は、他人、契約者、契約者の家族や配偶者、そして運転手が乗っている車で事故に遭って怪我をしてしまった場合に、保険金を受け取ることが出来ます。

例外もありますが、安全に車に乗っていて事故に遭い、怪我をしたのなら確実に補償がある非常にメリットのある保険です。

しかし、保険金の計算方法が「部位と症状別」により細かく分類されており、怪我をした場所と症状の程度で支払われる金額が異なります。

そのため、場合によっては治療費が満額補償されないケースも存在するので、人身傷害補償保険とあわせて加入をするといいのです。ただ、人身傷害補償保険のみの加入が一般的になっています。

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